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バッファロー ルーター 比較表|選び方と用途別おすすめ

こんにちは。コレかも、運営者の「じむの」です。

バッファローのルーターを新しくしようと思って「バッファロー ルーター 比較表」と検索してみたものの、情報が多すぎて困っていませんか? WXRとWSRの違いって何? Wi-Fi 7やWi-Fi 6Eって本当に必要なの? 自分の家が戸建ての3階建てなんだけど、どれが最適なんだろう…。 EasyMeshやスマート引っ越し機能、ネット脅威ブロッカーっていう言葉も出てくるし、一人暮らしやゲーミング、PS5向けで推奨モデルが違うみたいで、もう何が何だか分からない…となりがちですよね。

私自身も、どのモデルが自分の環境に合っているのか、価格.comの人気ランキングを見てもスペックの違いがよく分からず、選ぶのにかなり時間がかかってしまいました。結局、比較表を正しく読み解く「コツ」さえ分かれば、自分にピッタリの一台が見つかるんですよね。

この記事では、そんな分かりにくいバッファローのルーター選びについて、比較表を読み解くポイントから用途別のおすすめモデルまで、分かりやすくまとめてみました。

  • 比較表で見るべき5つの重要スペックが分かる
  • WXRやWSRなど主要シリーズの違いが明確になる
  • 戸建てや一人暮らしなど環境別のおすすめモデルが分かる
  • EasyMeshやネット脅威ブロッカーなどの独自機能を理解できる

失敗しないバッファロー ルーター 比較表の見方

バッファローのルーター比較表を見ると、暗号みたいな型番や数字が並んでいて、最初はちょっと戸惑うかもですね。でも、注目すべきポイントは実は5つだけなんです。この「5つの軸」さえ押さえれば、スペック表がただの数字の羅列じゃなく、「自分にとって必要な情報」に変わっていくかなと思います。

その5つの軸とは、「シリーズ(WXR/WSR)」「Wi-Fi規格(7/6E/6)」「アンテナ/ストリーム数」「メッシュ機能(EasyMesh)」「セキュリティ機能」です。まずは、その「見方」から詳しく見ていきましょう。

WXRとWSRの違いは?シリーズ選びのコツ

まず、型番の最初に来るアルファベット、「WXR」と「WSR」の違いですね。これが一番大きな分類で、バッファローが想定しているユーザー層が全く違います。

WXRシリーズ(フラッグシップモデル)

こちらはバッファローの最上位シリーズです。「R」がつくモデルは、とにかく性能に一切妥協したくない人向け、という感じですね。分かりやすい特徴は以下の通りです。

  • 有線ポートが超高速: INTERNET(WAN)ポートが10Gbps(10ギガ)に対応しているモデルが中心です 。将来的に「NURO光 10ギガ」のような超高速回線を契約する(または契約している)なら、間違いなくWXRシリーズが候補になります。
  • 高性能な外付けアンテナ: 「デュアルスタックダイポールアンテナ」 や「トリプルバンドダイポールアンテナ」 といった、いかにも電波が強そうな外付けアンテナを搭載しています。モデルによっては「3軸回転機構」を備え、設置環境(戸建ての吹き抜けやマンションのリビングなど)に合わせて、電波を届けたい方向に物理的に調整できるのも強みですね。
  • 圧倒的なストリーム数: 12ストリーム や8ストリーム など、同時に通信できる「道(ストリーム)」がとても多いです。家族全員が同時に4K動画を見たり、オンラインゲームをしたりしても、通信渋滞が起きにくい設計になっています。
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WSRシリーズ(スタンダード・パフォーマンスモデル)

こちらは一般家庭向けの主力シリーズです。多くの方が選ぶのは、このWSRシリーズになるかなと思います。コストと性能のバランスが非常に良いのが特徴です。

  • 有線ポートが現実的: INTERNET(WAN)ポートは、1Gbps や、高性能モデルでも2.5Gbps が主流です。現在多くのご家庭で契約されている「1ギガ光回線」の速度を最大限に活かすのに最適な設計ですね。
  • 内蔵アンテナでデザインすっきり: 「死角のない内蔵アンテナ設計」 を採用しているモデルが多く、見た目がスッキリしています。リビングのテレビボードなどに置いても、インテリアの邪魔になりにくいデザインを重視している感じがします。
  • ラインナップがとにかく豊富: コスパ重視のエントリーモデル(WSR-1500AX2L など)から、3階建てに対応するハイパフォーマンスモデル(WSR-6000AX8 など)まで、予算と間取り、接続台数に応じて幅広く選べるのが最大の強みです。

シリーズ選びのポイント

WXRは「未来投資型」: 10Gbps回線を契約中(または予定)の人、eスポーツや大容量データを扱うプロ、性能に一切妥協したくない人向けのモデル。

WSRは「現実最適型」: 1Gbps回線(または2.5Gbps)を使う大多数の家庭、コスパと性能のバランス、設置のしやすさを重視する人向けのモデル。

まずは、ご自宅のインターネット回線が1Gbpsなのか10Gbpsなのかで、どちらのシリーズにするか決めると、選択肢がグッと絞れて分かりやすいですね。

Wi-Fi 7・6E・6の規格による違い

次に大事なのが「Wi-Fi規格」です。通信速度や安定性に直結する部分ですね。今は「Wi-Fi 6」が主流ですが、新しい「Wi-Fi 6E」や「Wi-Fi 7」も登場しています。これらの規格は、Wi-Fiの技術標準を策定している業界団体「Wi-Fi Alliance」によって定められています(出典:Wi-Fi Alliance)。

それぞれの特徴を比較表にまとめてみます。

規格特徴おすすめな人
Wi-Fi 7 (11be)飛躍的に進化した最新規格 。理論上の最大通信速度は約4.8倍(Wi-Fi 6比)の最大36Gbps。一度に運べるデータ量(変調方式)が1024QAM→4096QAMに、通信できる道幅(帯域幅)が160MHz→320MHz に倍増。 注意点: まだ対応スマホやPCが少ないです。また、格安モデルだと有線WANポートが1Gbpsの場合があり、これだと宝の持ち腐れになる可能性も 。・とにかく最新技術が好きなアーリーアダプター ・10Gbps回線+WXRハイエンド機で爆速を求める人
Wi-Fi 6E (11ax)Wi-Fi 6の拡張版。最大の特徴は「6GHz帯」という新しい電波の道が使えること 。従来の2.4GHz/5GHzとは一切干渉しない、ガラガラの専用優先道路を使えるイメージです 。対応機器しか接続できないため、非常に安定した高速通信が期待できます。・eスポーツやFPSをプレイするゲーマー ・在宅ワークで安定した通信が必須な人 ・電波干渉がひどい都市部のマンション住まいの人
Wi-Fi 6 (11ax)現在の主流規格。Wi-Fi 5(11ac)より高速で、複数端末が同時に通信しても速度が落ちにくい「OFDMA」技術に対応 4。また、スマホなど子機側のバッテリー消費を抑える「TWT (Target Wake Time)」機能も搭載しています。・ほとんどの一般家庭 ・数年ぶりにルーターを買い替える人 ・コスパ良く快適なネット環境を作りたい人

正直なところ、今一番コストと性能のバランスが良いのは「Wi-Fi 6」対応モデルかなと思います 。

Wi-Fi 7はまだ価格も高く、その性能をフルに活かせる環境(10Gbps回線や対応端末)が整っていないことが多いですね 。Wi-Fi 6Eは、電波の混雑がひどい、ゲーミングで遅延を1ミリ秒でも減らしたい、といった特定のニーズがある場合に大きなメリットがありそうです 。

アンテナ性能とストリーム数の見方

比較表を見ていくと、「アンテナ」や「ストリーム数」といった項目が必ず出てきますよね。これが、ルーターの「一度に処理できる交通量」と「電波の届け方」を決める、快適さに直結する大事なポイントなんです。ここはご自宅の広さや、Wi-Fiに接続する機器(スマホ、PC、タブレット、ゲーム機、スマート家電など)の数に大きく関わってくるので、しっかりチェックしていきたいところです。

ストリーム数とは?(=同時に通信できる「車線」の数)

まず「ストリーム数」ですが、これはWi-Fiの電波がデータを送受信できる「通り道(車線)」の数だとイメージしてもらうと分かりやすいかなと思います。

例えば、ルーターとスマホが「2ストリーム(2車線)」で通信しているとします。もしルーターが「4ストリーム(4車線)」に対応していれば、もう一台のPCとも同時に「2ストリーム(2車線)」で通信できる、といった具合です。これが技術的には「MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)」と呼ばれるもので、複数の端末と同時にデータをやり取りできる技術のことなんです。

ストリーム数が多い(車線が多い)ほど、たくさんの端末が同時に通信しても渋滞(遅延やカクつき)が起こりにくくなります。家族みんなが別々の部屋で同時に動画を見たり、オンラインゲームをしたり、ビデオ会議をしたりするような環境では、このストリーム数が多いモデルが断然有利になりますね。

比較表では、以下のように表記されていることが多いです。

  • フラッグシップ (WXR): 12ストリーム(例: WXR-11000XE12 )や、8ストリーム(例: WXR-18000BE10P 、WXR-6000AX12P )など、圧倒的な多車線で、多数の機器が同時接続してもびくともしないパワーがあります。
  • スタンダード (WSR): 8ストリーム(例: WSR-6000AX8 )のハイパフォーマンスモデルから、4ストリーム(例: WSR-3000AX4P )、2ストリーム(例: WSR-1500AX2L )のエントリーモデルまで、予算と接続台数に応じてラインナップが非常に幅広くなっています。

アンテナ技術の違い(パワーのWXR vs 工夫のWSR)

アンテナにも、WXRシリーズとWSRシリーズで明確な「設計思想」の違いが表れていて、ここは面白いポイントです。

■ WXRシリーズ:「パワーとカスタマイズ」の外付けアンテナ WXRシリーズは、その最上位モデルにふさわしく、いかにも高性能そうな「外付けアンテナ」を搭載しています。

  • 高性能専用アンテナ: 「デュアルスタックダイポールアンテナ」 や「トリプルバンドダイポールアンテナ」 といった、いかにも強そうな名前のアンテナを搭載し、電波のパワーそのもので広範囲をカバーしようという思想です。
  • 3軸回転機構: さらに、これらのアンテナは「3軸回転機構」 を備えているモデルがあります。これにより、ユーザーが自分でアンテナの向きを細かく調整できるんです。例えば、「戸建ての吹き抜けを通して3階の書斎に電波を集中させたい」とか「横置きにして特定の方向に飛ばしたい」といった、設置環境に合わせた電波のカスタマイズが可能になっています。
  • 8×8 ビームフォーミング: スマホなどの端末の位置を狙い撃ちして電波を届ける「ビームフォーミング」機能も、WXRシリーズでは「8×8」 と強力で、家の中のどこにいても安定した通信を目指しています。

■ WSRシリーズ:「デザインと実用性」の内蔵アンテナ(+α) 一方、WSRシリーズは、多くのモデルで「死角のない内蔵アンテナ設計」 を採用しています。アンテナが外に出ていないので、リビングのテレビボードなどに置いても景観を損ねず、インテリアに馴染みやすいのがメリットですね。

さらに、WSRシリーズの一部モデルには、非常に実用的で面白い工夫が凝らされています。それが「5GHz用に3本のアンテナを搭載」という設計です 。

「あれ? 対応ストリーム数は2(2×2)なのに、なんでアンテナは3本もあるの?」と不思議に思うかもですが、これこそがバッファローの「工夫」なんです。

3本目アンテナの「アシスト機能」とは?

実は、私たちが使っている多くのスマートフォンやノートPCは、コストや本体サイズ、バッテリー消費の都合で、Wi-Fiアンテナを「2本」(2×2通信)しか搭載していないことがほとんどです。

この場合、いくらルーター側が「4ストリーム(4×4)」や「8ストリーム(8×8)」に対応していても、端末側が2本しかアンテナを持っていないので、結局「2ストリーム(2×2)」でしか通信できません。

バッファローの「3本アンテナ設計」は、この「現実」を踏まえています。3本目のアンテナは、メインの通信に使うのではなく、「遠距離のアシスト役」として機能するんです 。ルーターから離れた部屋(3階建ての端の部屋や、壁の多いトイレ、お風呂場など)で電波が弱くなった時、この3本目のアシストアンテナが、スマホ側の「2ストリーム通信」を強力にサポートし、通信を安定させ、実効速度の低下を防ぐ働きをします 。

このように、アンテナ一つとっても、絶対的なパワーとカスタマイズ性で最強を目指す「WXR」と、デザイン性と、多くの人が実際に使うスマホでの快適性を追求する実用的な「WSR」という、シリーズごとの明確な思想の違いが見えてくるかなと思います。

EasyMesh対応とメリット・デメリット

最近のバッファロー製品の比較表を見ると、エントリーモデルからハイエンドモデルまで、そのほとんどが「EasyMesh(イージーメッシュ)」に対応していることがわかります 。これは、特に戸建てや広いマンションにお住まいの方にとって、家中のWi-Fi環境を劇的に改善できる可能性を秘めた、非常に重要な機能です。まずはそのメリットと、導入時の注意点を詳しく見ていきましょう。

メリット: “家中どこでも途切れない”シームレスローミング

EasyMeshの最大のメリットは、「シームレスローミング」を実現できることです 。

「ローミング」とは、スマホなどの端末が、接続するWi-Fiアクセスポイントを自動で切り替えることです。従来の「中継機」を使った環境だと、例えば1階に親機、3階に中継機を置いた場合、それぞれが別のWi-Fi電波(SSIDが別々、または同じでもネットワークが別)を出していました。そのため、1階から3階へスマホを持って移動すると、1階の電波が完全に途切れてから、手動または自動で3階の電波に「再接続」する必要があり、その間に通信が一瞬(時には数十秒)途切れてしまいました。

しかし、EasyMeshは違います。親機と複数の中継機(EasyMeshでは「エージェント」と呼びます)が連携し、家全体を「網目(メッシュ)状」の”一つの大きなWi-Fiネットワーク”として構築します。SSIDも家全体で一つだけです。

これにより、以下のような「シームレスローミング(途切れない電波の切り替え)」が可能になります。

  • 1階のリビングで動画の再生をスタートしたまま、3階の寝室へ移動しても、動画が途切れることなくスムーズに最適な電波に切り替わり続ける 。
  • ビデオ会議(ZoomやTeams)中に家の別の部屋に移動しても、会議から切断されない。
  • スマホゲームでマッチングした後、飲み物を取りにキッチンへ移動しても、接続が切れてペナルティを受けることがない。

バッファローのEasyMeshが持つ強み

バッファローはこのEasyMeshに非常に力を入れており、2つの大きな強みがあります。

  1. フルラインナップ対応戦略: Wi-Fi 6対応製品であれば、高価なWXRシリーズから安価なWSRシリーズまで、ほぼ全てのモデルがEasyMeshに対応しています 。これにより、ユーザーは「バッファロー製品で揃えさえすれば、どのモデルを選んでも後からメッシュ化できる」という大きな安心感と選択肢の多さを手に入れられます 。
  2. 高機能な「R2」規格への対応: EasyMeshにはいくつかのバージョンがありますが、バッファローは新しい「R2」規格や、規格上はオプション扱い(メーカーによって対応がバラバラ)の機能まで、しっかり標準でサポートしています 。これにより、より賢く安定したローミングが期待できます。

デメリット: 初期設定のハードルと互換性の注意点

これだけ聞くと完璧に見えるEasyMeshですが、導入時にはいくつかの注意点があります。

■ デメリット1:初期設定が難しいケースも? とても便利な機能なんですが、一方で「初期設定にかなり時間がかかった」というレビューもちらほら見かけます 。

あるレビューでは、「ネットワーク設定に慣れている人が作業しても、初回設定に1時間以上かかった」 という報告もあります。その原因として、「製品の箱に『ファームウェアを最新に更新してください』というシールが貼ってあり、まず両方の機器(親機と中継機)のファームウェアを最新版にアップデートする作業から始めなければならなかった」 という点が挙げられています。

もちろん、これは初期ロット特有の問題かもしれませんが、購入直後にまずアップデートという一手間が必要になる可能性は、PCやネットワーク設定に自信がない方にとっては、少しハードルに感じるかもしれませんね。(ただし、設定作業自体はPCがなくてもスマホアプリ1台で完結できるようになっています )

■ デメリット2:メーカー間の互換性は「原則ない」と考えるべき EasyMeshはWi-Fi Allianceという業界団体が定めた「標準規格」です。そのため、理論上は「Wi-Fi CERTIFIED EasyMesh」 という認証ロゴが付いていれば、他社製品同士でもメッシュが組めることになっています。

しかし、現実にはメーカーごとに独自の拡張機能や解釈があり、他社製品との接続は、基本的に動作保証されません 。

EasyMesh導入の最大の鉄則

メーカーとしても、「共通ルールの上でしか動作を語れない」 以上、他社製品との互換性を保証することはできません。

したがって、ユーザーがEasyMeshで快適なネットワークを構築したい場合、「親機」も「中継機(エージェント)」も、すべてバッファロー製品で統一するというのが、失敗しないための絶対の原則になります 。バッファローが自社製品ラインナップのほぼ全てをEasyMesh対応にしている のは、まさにこの「メーカー統一」という原則をユーザーが守りやすくするためなんですね。

ネット脅威ブロッカーのプレミアムとは?

「ネット脅威ブロッカー」は、ルーター自体がセキュリティ機能(門番)になって、そのルーターに接続されているPCやスマホ、さらにはセキュリティソフトを入れられないスマート家電(ネットワークカメラやスマートスピーカーなど)まで、家中の機器を脅威から守ってくれる機能です 17。

これ、実は「ベーシック」と「プレミアム」の2種類があるんです 。

機能の違い(ベーシック vs プレミアム)

  • ベーシック機能:
    • 情報漏洩ブロック(危険な通信をブロック)
    • 悪質サイトブロック(フィッシング詐欺サイトなどから守る)
    • キッズタイマー(お子様のネット利用時間を制限)
    • (搭載モデル例:WSR-5400XE6 など)
  • プレミアム機能:
    • 上記ベーシックの全機能に加え…
    • コンテンツフィルターPlus(お子様を有害サイトからより高度に守る)
    • プッシュ通知/リモートアクセス(外出先からスマホで家のネット状況を確認・制御できる)
    • (搭載モデル例:WXR-11000XE12、WSR-6000AX8P など)
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【重要】隠れたランニングコストに注意

この機能で一番大事な注意点が、比較表や製品ページに「1年間無料ライセンス付」と書かれている点です 。

2年目以降は「有料」です!

これはつまり、2年目以降もこの便利なセキュリティ機能を使い続ける場合は、有料のライセンス更新が必要になるということ。セキュリティは大事ですが、これは予期せぬ「隠れたランニングコスト」になり得ます。

ルーター本体の価格だけでなく、こうしたランニングコストも含めて、本当に自分に必要か(あるいはPC側のセキュリティソフトで十分か)を考えて選ぶ必要があるかなと思います。

用途別バッファロー ルーター 比較表と推奨モデル

さて、比較表の見方が分かったところで、ここからは「じゃあ、結局どれを選べばいいの?」という疑問にお答えしていきます。「3階建て」「ゲーミング」「一人暮らし」といった、具体的な利用シーン(検索されやすい関連キーワード)別に、具体的なおすすめモデルをピックアップしてみました。

スマート引っ越し機能の簡単な使い方

本題の前に、ルーターの「買い替え」の時にめちゃくちゃ便利な「スマート引っ越し機能」について少しだけ。

ルーターを買い替えた時って、スマホやPC、プリンター、ゲーム機、スマート家電…と、家中のありとあらゆる機器のWi-Fi設定をぜんぶやり直さないといけなくて、本当に面倒ですよね…。私もこれが嫌で、調子が悪くても我慢して古いルーターを使い続けてしまった経験があります。

「スマート引っ越し機能」は、古いルーターのWi-Fi設定(SSIDとパスワード)を、新しいルーターに丸ごとコピーできる機能なんです 。

使い方は主に2パターンあります。

パターン1:ボタン一つで引っ越し

古いルーター(他社製でもOK 23)のWPSボタンと、新しいバッファロールーターのAOSSボタンをポチポチと押すだけで、設定が自動でコピーされます(※機種やモードによります)。これが一番簡単ですね。

パターン2:専用アプリで引っ越し

スマホに「StationRadar」という専用アプリを入れます。古いルーターに接続した状態でアプリを操作し、設定(SSIDとパスワード)を一旦サーバーにアップロード。その後、新しいルーターに接続し直して、サーバーから設定をダウンロードする、という方法もあります。

買い替えのストレスがゼロに

この機能を使えば、新しいルーターでも古いルーターと全く同じSSIDとパスワードが設定されます。そのため、スマホやPC、プリンター側の設定を一切やり直す必要がないんです。これは買い替えのハードルを劇的に下げてくれる、素晴らしい機能だと思います。

戸建て3階建て向けのおすすめは?

「1階のリビングにルーターを置いたら、3階の子供部屋や2階の寝室の隅まで電波が届かない…」というのは、戸建てにお住まいの方の「あるある」な悩みですよね。

推奨モデル: WSR-6000AX8

このモデルは、バッファロー自身が推奨利用環境として「~4LDK / 3階建」、接続台数「36台」と明確にうたっています。

そのパワーの理由は、5GHz×4本、2.4GHz×4本の合計8本のハイパワーアンテナを内蔵し、「電波の死角をなくす」という設計になっているからです。家族みんなが別々の部屋でスマホやタブレットを使っても、安定した通信が期待できますね。まずはこの一台を、できるだけ家の中心(2階の廊下や階段ホールなど)に置いてみるのが良いかなと思います。

「ステップアッププラン」もおすすめです

WSR-6000AX8はもちろんEasyMeshに対応しています。もし設置してみて「やっぱり3階の端の部屋だけ、ちょっと電波が弱いかも…」となったら、その時にEasyMesh対応の中継機(WEX-1800AX4など)を1台買い足して、メッシュでエリアを拡張するのが賢いやり方かもです。

最初から中継機セットを買うより、まずは親機一台で試せるので無駄がありませんね。

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ゲーミングやPS5向けモデル

FPSや格闘ゲームなど、コンマ数秒の「ラグ」や「遅延」が勝敗を分けるようなシビアなオンラインゲーム。PS5などで快適にプレイするなら、「トライバンド」対応モデルが断然おすすめです。

推奨モデル: WNR-5400XE6P (Wi-Fi 6E)

このモデルはWi-Fi 6Eに対応し、2.4GHz / 5GHz / 6GHz の3つの周波数帯(トライバンド)が同時に使えます。

最大の強みは、最も空いていて電波干渉のないクリーンな「6GHz帯」を、PS5やゲーミングPC専用の回線として割り当てられること。(※PS5本体もWi-Fi 6Eの6GHz帯に対応している必要があります)

家族が5GHz帯でYouTubeやNetflixの4K動画を見ていて通信が混雑していても、ゲーム機は専用の6GHz帯というガラガラの道路を通るので、一切干渉されません。家族の通信と「通信経路を隔離」できる、これがトライバンド機を選ぶ最大のメリットです。ラグを徹底的に排除したい人には、Wi-Fi 6Eのトライバンド機が最適解になりそうです。

有線WANポートが2.5Gbpsに対応しているので、高速な光回線を契約している方にも無駄がないスペックですね。

一人暮らしのコスパ最強モデル

「一人暮らしで、間取りは1LDK。接続機器もスマホとPC、タブレット、たまにゲーム機くらい。オーバースペックな機能はいらないから、とにかくコスパ重視!」という方には、Wi-Fi 6のエントリーモデルがぴったりです。

推奨モデル: WSR-1500AX2Lまたは WSR-1800AX4P

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WSR-1500AX2Lは、Wi-Fi 6に対応していながら、価格も5,000円台からと、非常にリーズナブル。一人暮らしでの動画視聴やSNS、ネットサーフィンなら十分な性能です。

ただ、いくつかの実測レビューを見ると、WSR-1800AX4P(AX1800クラス)でも、1Gbps回線に接続した場合の下り通信速度が約310Mbps~640Mbps程度と、契約している1Gbpsの速度をフルに使い切れていない面もあるようです。

一人暮らしのモデル選びの「分岐点」

ここで選び方の分岐点があります。

  • 「YouTubeやSNSが普通に使えればOK。価格最優先」 → WSR-1500AX2Lで十分満足できる可能性が高いです。
  • 「せっかく1Gbps回線を契約してるんだから、速度もできるだけ活かしたい(例:数十GBのゲームを最速でダウンロードしたい)」 → もうワンランク上の WSR-3000AX4P (後述)を検討するのがおすすめです。

ご自身の「速度へのこだわり」と「予算」で選ぶのが良さそうですね。

価格.comの人気と最安値情報

「結局、今一番売れててコスパが良い、”鉄板”のモデルはどれ?」となると、やはり価格.comなどのレビューサイトや売れ筋ランキングが参考になりますね。

鉄板モデル: WSR-3000AX4P

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価格.comの売れ筋ランキングで長期間上位をキープしているのが、このWSR-3000AX4Pです。

人気の理由は、「メッシュWi-Fiに対応しながら低価格を実現したお買い得品」と評価されている点で、コストパフォーマンスの高さはピカイチとのこと 。

スペックを見ても、5GHz帯の最大速度は2401Mbps と、1Gbps回線の速度をフルに活かすのに十分な性能を持っています。もちろんEasyMeshにも対応しているので、将来もし広い家に引っ越しても中継機を追加して対応できる将来性もバッチリ。

実売価格も8,000円台からと手頃で、まさに「機能・性能・価格のバランスが最強。迷ったらコレ」と言える、現在のスタンダードモデルかなと思います。

価格情報に関するご注意

この記事で紹介している価格は、私が調査した時点での情報や、レビューサイトに記載されていた参考価格です。実際の販売価格は日々変動しますので、ご購入の際は必ず販売サイトの最新価格をご確認ください。

【まとめ】最適なバッファロー ルーター 比較表

最後に、ここまでの情報を「結局、あなたはどれを選ぶべきか?」という観点で、用途別の比較表にまとめてみます。

ご自身の環境や使い方に一番近いものを選んでみてください。

ユーザータイプ推奨モデル選定理由(本記事の分析に基づく)
10Gbps回線のヘビーユーザー (未来志向・プロシューマー)WXR-11000XE12 (Wi-Fi 6E)【10Gbps WANポート搭載】。10ギガ回線の速度をフルに活かせる。 【12ストリーム & 外付けアンテナ】。多端末接続に最強で、電波の向きも調整可能。 (実売価格:約4.5万円~ 33)
eスポーツ・ゲーマー (低遅延・安定性 最重視)WNR-5400XE6P (Wi-Fi 6E)【トライバンド(6GHz対応)】。最もクリーンな6GHz帯を「ゲーム専用バンド」として割り当て可能。 【2.5Gbps WANポート】で高速回線にも対応。 (実売価格:約1.6万円~ 35)
戸建て3階建てのファミリー (広範囲・多台数接続)WSR-6000AX8 (Wi-Fi 6)【公式が3階建/36台対応を推奨】。 【ハイパワー内蔵アンテナ8本】で「電波の死角をなくす」設計。 【EasyMesh対応】で後からの拡張も安心。
コスパ重視(迷ったらコレ) (1Gbps回線の一般家庭)WSR-3000AX4P (Wi-Fi 6)【コスパ最強】。価格.comで「コスパピカイチ」と高評価 。 【十分な性能】。5GHz 2401Mbpsで1Gbps回線を十分活かせる。 【EasyMesh対応】で将来性も◎。 (実売価格:約8,000円台~ )
一人暮らし(価格重視) (1LDK・ネットは普通に使えればOK)WSR-1500AX2L (Wi-Fi 6)【エントリーに最適】。実売5,000円台からWi-Fi 6環境を導入可能。 【日常使いに十分】。動画視聴やSNS利用には十分な性能 。

バッファローのルーター比較表は、一見複雑に見えますが、「シリーズ(WXR/WSR)」「Wi-Fi規格(6/6E/7)」「有線WANポート速度(1G/2.5G/10G)」の3点をまず押さえて、ご自身の「インターネット回線」と「予算」に照らし合わせれば、自分に必要なモデルがグッと絞り込めてくるかなと思います。

この記事が、あなたのルーター選びの参考になれば嬉しいです。

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